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がん患者が食べてはいけないものってあるの!?がんと食事について解説

「がんになったので食事制限がつらい」
「これを食べるとがんに悪いから、好きだけどやめておこう」

がんと戦う上で、食べ物に関して制限されてつらい経験があった方もいるかもしれません。がん患者として食べてはいけないものはあるのでしょうか?

もちろん、がんのリスクになったり悪化につながる可能性があったりする食べ物はおすすめできません。この記事では、がん患者さんが注意したい食べ物について紹介します。
また普段の食事で注意すべき点も解説しているので参考にしてください。


日置医院長

この記事の監修者
日置クリニック 院長
日置 正人 医学博士

【経歴】
昭和56年3月 
大阪市立大学医学部卒業
昭和63年3月 
大阪市立大学大学院医学研究科卒業
平成5年4月 
医療法人紘祥会 日置医院開設

【書籍】
ミトコンドリア不老術
(幻冬舎)
炭酸美肌術(幻冬舎 )
ほか多数執筆


がん患者さんへの「食べてはいけない」をストレスにしない

周りから「がんだから、これはやめておいた方がいいんじゃない?」と注意されたことはないでしょうか。

がん患者さんにとって「食べてはいけない」という制限がストレスになってしまうことがあります。

もちろん食べすぎはよくありませんが、医師に確認した上で週に1回や月に1回など決めて、食べたいものを食べることでストレスが軽減されるのであれば、それに超したことはありません。

また食べることが、苦痛になってしまう方もいます。術後や抗がん剤による副作用による食欲の減退や、口内炎によって食べづらくなる場合です。

無理して食べるのではなく、体調に合わせて食べたり、食べやすく工夫したり、状況に応じて食べることを楽しめるようにするのが大切です。

がん患者が食べてはいけないものトップ3

がん患者が食べてはいけないものトップ3

がん患者さんに避けて欲しい食べ物をご紹介します。がん患者さんではなくても、食べすぎると健康にあまりよくないものでもあります。

がんのリスクになりえるので制限なく食べてしまうと、がん症状の悪化につながる可能性もあるので注意しましょう。

塩分

塩分が多い食事や漬物、乾物など高い濃度の塩分を含む食品をよく食べる人は、「胃がんリスクが高くなる」ので注意が必要です。

胃の中の塩分濃度が高くなると、胃粘膜にダメージが与えられると考えられます。胃の粘膜が荒れ、胃炎になると発がん物質の影響を受けやすくなるのです。それにより胃がんのリスクが高まってしまいます。

肉類

大腸がんは動物性タンパク質を加熱すると出てくる発がん性物質が原因のひとつともいわれています。保存肉や加工肉などの肉類も、人工的な添加物が発がん性をもっているので注意が必要です。

脂肪分の多い牛肉や豚肉、ラム肉の量と乳がんリスクが関連していることも発表されています。肉類が好きな人は牛や豚ではなく、低脂肪の鶏肉に変えて食事を楽しみましょう。

アルコール

アルコールは以下のがんにおいてリスクをあげます。

  • 口腔がん
  • 咽頭がん
  • 喉頭がん
  • 乳がん
  • 食道がん
  • 肝臓がん
  • 大腸がん

多量の飲酒により、食道の粘膜が傷つけられてしまうからです。アルコールが体内で代謝することで産生される「アセトアルデヒド」にも発がん性があります。アルコールを分解する酵素の働きが弱い人は注意が必要です。

がん患者さんには注意してほしい食べ物

がん患者さんに注意してほしい食べ物を紹介します。がんの状態によっても、食べていいもの、悪いものは異なります。気になる食材があれば、医師に確認してみましょう。

生もの

がんを治療中の方は生ものを避けましょう。理由として抗がん剤の副作用による免疫の低下があるからです。骨髄の機能が低下し、白血球が減少してしまいます。

生ものは新鮮であっても菌が付着していることがあるので、抵抗力が落ちている状態で食べるのはおすすめしません。

治療を通して体力が落ちているときや、下痢などの症状がある場合も同じです。生ものは控え、火を通してから食べるようにしましょう。

脂(あぶら)

‌脂っこい食事も控えましょう。脂の多い食事は胃の中にとどまる時間が長くなるなり、ムカムカ感が出ます。胃の負担が食欲を減退させる原因にもなるので注意が必要です。

揚げ物だけでなく、脂がのっているマグロのトロなども控えましょう。他にもバラ肉や鶏皮など、脂分が多い肉料理は注意が必要です。

根拠のない健康食品や野菜スープ

栄養が不足する場合は、サプリメントなどで必要な栄養を摂るのもおすすめです。しかし栄養を摂るためではなく、がんに効く、治る、などのキャッチコピーで宣伝している民間療法の根拠のない健康食品や野菜スープには注意が必要です。

現時点では、食べると必ずがんが治る食べ物はありません。栄養を補う分には問題ありませんが、根拠のない健康食品はおすすめできません。

がん患者さんの状況によって食べ物に注意するのが大切

がん患者さんの状況によって食べ物に注意するのが大切

がんが進行している場合、治療中の副作用によって食べられないこともあります。また味覚障害を起こすこともあり、いつもの食事の味が変わることも。ここではがん患者さんの状態における、食べてはいけないものや注意する点を紹介します。

口内炎がある場合

口内炎がある場合は、以下のような刺激で痛みが出ることもあります。

  • 熱い料理や冷たすぎる料理
  • 香辛料が多く入った料理
  • 酸味が強いもの
  • 塩辛いもの 

など、できるだけ刺激のない食事を摂りましょう。また水分の少ない料理は口の中を傷つけてしまうこともあるので注意してください。水分を加えてスープにしたり、あんかけにしたり調理方法を工夫してみましょう。
硬い食材はやわらかく調理し、刻んで食べやすい大きさにするのもおすすめです。

吐き気がある場合

吐き気がある場合、消化しにくい食べ物に注意です。胃の中に食べ物がとどまっていると、吐き気が出やすくなります。また一度に多くの量を食べると胃にとどまる時間も長くなってしまうので、少しずつ数回に分けて食べるようにしましょう。

吐き気がある場合、味付けにも注意が必要です。

  • 塩味でシンプルに
  • 匂いの強いものは控える
  • 脂っこいものには注意

水分を摂りすぎると嘔吐につながる場合があるので、食事中は水分の摂取を控えましょう。水分を摂るなら食前の1時間前や食後の1時間後がおすすめです。

下痢がある場合

下痢がある場合は、お粥やうどんなどといった消化によい食べ物を選びましょう。わさびや唐辛子などの刺激のある食材はNGです。また下痢をしているときは、以下のような水溶性食物繊維が多く含まれる食材を控えてください。

  • 野菜
  • 果物
  • 海藻
  • きのこ

水溶性食物繊維は、腸内環境を整えるのによい食物として有名ですが、摂りすぎると下痢の原因になります。下痢が続く場合はあまりおすすめできません。

便秘がある場合

便秘がある場合は、トマトや果物などといった水溶性食物繊維がおすすめです。しかし以下に示すような不溶性の食物繊維は、便のかさを増してしまい、かえって便秘がひどくなる可能性があります。

  • 大麦や玄米などの穀物
  • ごぼう、ほうれんそう、にんじんなどの野菜

便秘時に水分を制限してしまうと、便が硬くなり出にくくなるため、きちんと水分補給しましょう。ヨーグルトや納豆などの発酵食品もおすすめです。腸内の善玉菌を増やし便秘改善につながります。

味覚異常がある場合

味覚障害があると味が変わってしまい、今まで好きだった食事も楽しめなくなります。しかし少しの工夫で変わることもあるので実践してみましょう。

味を感じない こんにゃくやごぼうなど、食感が強い食材を取り入れる
金属の味がする 食器やカトラリーをプラスチックに変えてみる
塩味やしょうゆ味に苦みを感じる ダシを効かせる
みりんやお酒
バターなどで味にコクを出す

また亜鉛が不足することで味覚障害になることもあります。牡蠣やレバー、チーズやナッツなどに含まれているので、食事に取り入れてみましょう。亜鉛を普段の食事から摂るのが難しければ、サプリメントを利用するのもおすすめです。

飲み込むのが難しい場合

咽頭がんや食道がんにより、のどや食道が狭くなり、食べ物を飲み込むのが難しくなることもあります。抗がん剤の副作用による口内炎や、免疫低下による風邪でのどがはれる場合も飲み込みが困難に。

無理矢理食べようとすると、気道に入りむせてしまいかねません。気道に入ると肺炎を起こしてしまうこともあり注意しなくてはなりません。味が濃いものや酸味が強いものはむせやすいので避けましょう。

「やわらかく煮る」「とろみをつける」など、食べやすい調理方法を見つけてみてください。細かく刻む調理方法は、細かすぎると気道に入りむせやすくなるので注意が必要です。

まとめ

がん患者が食べてはいけない食べ物について解説しました。普段の食事から気をつけることも大切です。また、がんの治療による副作用で食べられない方は無理をせず調理法などを工夫して食事を楽しむようにしましょう。

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近年のがん治療には統合医療も行われるようになっています。

中でも注目を集めているのがフコイダン療法。低分子フコイダンが持つ作用に着目した療法で、がん治療に良い効果をもたらすと期待されています。

フコイダン療法は、抗がん剤との併用が可能です。

それだけではなく、抗がん剤と併用することでその効果を高め、副作用の軽減も見込めると言われています。

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がん治療における選択肢の1つとしてフコイダン療法があることを念頭に置き、医師と相談した上でベストな治療方法を考えていきましょう。

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この記事の執筆者
日置クリニック コラム編集部

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