1. コラムTOP
  2. ドクターズコラム
  3. 専門医と始めるフコイダンサプリ療法について

専門医と始めるフコイダンサプリ療法について

専門医と始めるフコイダンサプリ療法について

フコイダンのがんに対する効果については様々な意見があります。
一般的なサプリメントとして使用した場合と、専門医の指導を受けながら使用した場合とでは、効果に違いがあって当然と言えるでしょう。
この記事では、フコイダンサプリ療法に関わる専門医の見解をまとめました。

日置医院長

この記事の執筆者
日置クリニック 院長
日置 正人 医学博士

【経歴】
昭和56年3月 
大阪市立大学医学部卒業
昭和63年3月 
大阪市立大学大学院医学研究科卒業
平成5年4月 
医療法人紘祥会 日置医院開設

詳しいプロフィールはこちら

フコイダンサプリ療法とは

西洋医学との併用を前提として、専門医の指導のもとでフコイダンサプリを飲用することを「フコイダンサプリ療法」と呼んでいます。
フコイダンのがん抑制効果に注目している医師が全国に多数存在し、それぞれの臨床を通してフコイダンサプリ療法が確立されつつあるのです。

フコイダンサプリとフコイダンサプリ療法の違い

フコイダンは、がん治療にとって「ダイヤモンドの原石」のような存在だと考えられます。原石のままでは、心を奪われるほどの輝きを放つことはありません。
フコイダンも同じで、単純なサプリメントとして使用するなら、ただの石に見えてしまうでしょう。
そんなフコイダンサプリを西洋医学と併用することで、光り輝くダイヤモンドに変化させるのが、フコイダンサプリ療法の基本的な考え方です。

フコイダンサプリ療法の特徴

フコイダンサプリ療法を受ける人の大半が、ステージ3~4のがん患者さんです。ステージ1か2では、標準治療と呼ばれる「手術」「抗がん剤」「放射線治療」によって根治を目指すのが一般的でしょう。
しかし、ステージ3~4になると、現代医療の標準治療だけでは根治に至らないケースも少なくありません。最終的に緩和ケアの道を提案されたり、希望する治療が受けられなかったりして、未来への希望を失ってしまう人が多いようです。そうした方々が救いを求めてたどり着くのが、フコイダンサプリ療法などの「がん補完代替医療」です。

がん治療のセカンドオピニオンとして

フコイダンサプリ療法がユニークなのは、「セカンドオピニオン」を積極的に取り入れているところ。
つまり、現在診療を受けている担当医とは別の、西洋医学に精通した医師から、「第2の意見」として治療方針などを聞くことを勧めています。

がんの症状や状態は一人ひとり異なるため、それを専門医がしっかりと見極めることが、フコイダンサプリ療法の効果を高める秘訣です。
最適な抗がん剤との組み合わせをアドバイスし、より効果的なフコイダンの種類や摂取量、飲用のタイミングなどの指導を通じて、抗がん作用を最大限に引き出します。

西洋医学との併用が基本

フコイダンサプリ療法で最も大切にしているのは、必ず確立された現代医療を優先すること。
たとえ余命を宣告され、緩和ケアを勧められても、決して現代医療を切り捨てません。もっと正確に言えば、フコイダンサプリ療法は「抗がん剤との併用療法」が基本なのです。
フコイダンはモズクやコンブなどから抽出される食品成分なので、療法という呼び方はふさわしくないかもしれません。
しかし、実際の効果を見ると、まさしく併用療法という言葉がフィットします。
フコイダンサプリ療法によって、抗がん剤の副作用が軽くなるという報告も多く、抗がん剤と併用することが有効だと考えられています。

フコイダンサプリ療法の実際

フコイダンサプリ療法に携わる医師の中には、余命宣告を覆した「奇跡」とも言うべき事例を経験した人が大勢います。その一例を紹介します。

余命3か月と宣告された肺がんが消滅

従来の抗がん剤の効果では説明しきれない、ステージ4の肺がんに対する著効例です。
余命3ヶ月と宣告された70代後半の患者さんに対して、食事療法や東洋医学と併せてフコイダンサプリ療法を実施。
寝たきりだった患者さんが半月後には散歩ができるほどまで回復し、4cmに達した腫瘍が3ヶ月後にはきれいに消えていました。
この開業医の報告を受け、大学でのフコイダン研究が始まります。
そして、かなりのところまで抗がんメカニズムが解明されてきました。
その研究成果が後ろ盾となり、さらに多くの開業医によって臨床研究が行われ、フコイダンサプリ療法が確立されてきたのです。
実際に、抗がん剤とフコイダンサプリとの併用療法による著効例が、これまでに多数報告されています。

フコイダンの抗がんメカニズム

フコイダンの抗がんメカニズム

大学のフコイダン研究で分かってきたのは、フコイダンががん細胞のアポトーシスを誘導し、血管新生を抑制すること。
アポトーシス誘導とは、がん細胞が自ら滅びるように仕向ける作用です。
血管新生とは、がん細胞が栄養を取り込むために新しい血管をつくることで、フコイダンにはこれを阻害する作用が認められました。
ただ、今のところ大規模な臨床研究を行うのは現実的に不可能なため、確証を得るには至っていません。

中分子フコイダンによるフコイダンサプリ療法

「フコイダン」というワードでネット検索すると、「低分子フコイダン」「高分子フコイダン」という文字が目につくでしょう。
フコイダンの分子量の違いですが、フコイダンサプリ療法では「中分子フコイダン」に注目しています。

中分子フコイダンとは

「中分子フコイダン」は、開発されてまだ3年しか経っていません(2021年7月現在)。
実際の患者さんに投与されてからだと2年6ヶ月です。
つまり、フコイダンサプリ療法は、高分子フコイダンや低分子フコイダンで築かれてきた療法とも言えますが、中分子フコイダンでもがん治療にいかせると考えられています。
そもそも海藻に含まれるフコイダンは相当大きな塊のため、メーカーが抽出の際に分子量を調節しています。
吸収率を考慮してのことですが、低分子にするのはそれほど難しい技術ではないのです。
むしろ、低分子にし過ぎるとフコイダンとしての機能を果たさなくなる可能性があります。
一方で、大き過ぎると吸収されにくいと考えられることから、フコイダンの素材が持つ力を最大化できるように、“ちょうどいい大きさ”の中分子フコイダンが開発されました。

中分子フコイダンの可能性

フコイダンサプリ療法で中分子フコイダンを使用した場合、これまでよりも大きな効果が見られました。
抗がん剤の中でも、殺細胞性抗がん剤との併用が見事に奏功したのです。
もちろん、がんは容易に根治できるものではありません。
患者さんの年齢や腫瘍の大きさ、種類などにより状況が異なるため、中分子フコイダン単独の使用にこだわれば、想像通りの効果を出すことはできないでしょう。
だからこそ、患者さんお一人お一人の症状や状態に向き合える専門医が重要。
フコイダンサプリ療法を始めるなら、積極的にセカンドオピニオンを取り入れることをおすすめします。

>>中分子フコイダン療法による臨床報告はこちら
フコイダンラボ.臨床例①:ステージⅣの肺がんの脳転移(58歳⼥性)
フコイダンラボ.臨床例②:ステージⅢCの卵巣がんの腹膜播種(62歳女性)
フコイダンラボ.臨床例③:ステージⅢCの肺がんの遠隔リンパ節転移(69歳男性)
フコイダンラボ.臨床例④:ステージⅠの皮膚がん(95歳女性)

まとめ

フコイダンサプリ療法は、抗がん剤との併用を前提としているため、専門医の指導のもとで実施するもの。長年のフコイダン研究と臨床経験の積み重ねによって確立されつつある、フコイダンサプリ療法の可能性を信じて、専門医に相談してみませんか?

最近では、フコイダンを効率的に摂取できる方法として「中分子フコイダンドリンク」というものが販売されています。

毎日飲むだけで簡単に続けられるので、健康のための新習慣として、誰もが取り入れやすいといえるでしょう。

興味のある方はぜひ一度「中分子フコイダン」で検索してみてください。

1

この記事の執筆者
日置クリニック コラム編集部

おすすめの関連記事

スマホ用のフローティングバナー