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がんと食事の関係性 がん予防は日々の食事改善から

がんと食事の関係性 がん予防は日々の食事改善から

誰しも健康に長生きしたい、がんにならずに一生を終えたいと思いますよね。
がんを予防する方法はいくつかありますが、その中でも「食事」は体力や免疫力をあげる上でとても大切です。
今回は、がん予防にはどんな食事・食べ物がいいのか、がんになりやすい食事はなにか、などを解説します。

日置医院長

この記事の監修者
日置クリニック 院長
日置 正人 医学博士

【経歴】
昭和56年3月 
大阪市立大学医学部卒業
昭和63年3月 
大阪市立大学大学院医学研究科卒業
平成5年4月 
医療法人紘祥会 日置医院開設

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がんと食事の関係性

がん予防の食事の基本は、一般的に一汁三菜のバランスの良い食事だといわれています。
必ず効果がある食べ物、絶対に食べてはいけない食べ物などはあくまで推計でしかわかっておらず、予防効果が高い食べ物ばかり食べていたからといって、必ずがんにならないというわけではないということを理解しておきましょう。

また、がんになりやすいかどうかは、BMI値も関係しているといわれています。
「BMI値」とはボディマス指数の略で、体重と身長から計算する体格指数のことです。

具体的には、BMI値=体重÷(身長)²で計算でき、その値が男性であれば21~27、女性であれば21~25の範囲の方がもっともがんで死亡するリスクが低いというデータが出ています。

「太りすぎは良くない」というのは、なんとなくわかるかもしれませんが、瘦せすぎも健康にとっては良くないということです。

がんになりやすい食事とは

がんになりやすい食事の例は以下の通りです。

・多量の飲酒
・塩分過多
・野菜と果物の摂取が少ない(肉類の摂取が多い)
・熱い飲食物を摂取する など

このような食事は、様々ながんの発症リスクが高くなるという報告があるので避けたほうがいいでしょう。
上記のような食事は、がんだけでなく生活習慣病のリスクも高めるので、健康寿命を延ばすためにも気をつけてください。

では、どれくらいの量であれば摂取してもいいのでしょうか?

飲酒

お酒であれば、1日あたり純粋アルコール量23g程度といわれています。※1
日本酒1合、ビール大瓶1本、焼酎や泡盛原液で1合の⅔、ウイスキーやブランデーダブル1杯、ワインボトル⅓程度が目安です。

お酒は食道がんや大腸がんに大きく関与しているといわれています。
毎日晩酌する習慣がある人は少し量を気にしてみてください。

【参考文献】
※1 国立がん研究センター.飲酒と大腸がんリスク

塩分量

塩分は1日あたり、男性であれば8.0g未満、女性であれば7.0g未満が適量です。※1
小さじ1杯が5.0g程度なので、想像以上に少ないのではないでしょうか。
外食したり、コンビニで買ったりするとあっという間に超えてしまうので、日頃から自炊で減塩を意識できるといいですね。

野菜と果物

野菜や果物は、1日あたり350gの摂取が望ましいとされています。※1
350gとは野菜の小鉢5皿+果物1皿分程度です。
特に男性は、果物は意識しないと食べないかもしれませんので、気をつけましょう。

1回1回の食事に気を付けることは難しいと思うので、1週間スパンでバランスよく食事がとれているかどうかを意識することを続けていきましょう。

がんのリスクを低減すると考えられている食べ物

がんのリスクを低減すると考えられている食べ物
確実にがんのリスクになる、リスクを低減するとされている食品は少ないですが、その中でも食物繊維を含む食品は大腸がんのリスクを下げることがわかっています。
野菜や果物にも、発がん物質を解毒する酵素の活性を高めたり、がん発生の原因のひとつである活性酸素を生体内で消去したりといった働きをする有用な成分が多数確認されています。

野菜に含まれるβカロテンの摂取量が多いと肺がんのリスクが、ビタミンDやカルシウム、葉酸の摂取量が多いと大腸がんのリスクが軽減すると期待されています。

また国際がん研究機関のワーキンググループは、「野菜・果物によるがん予防効果は、必ずしも確立した関連はないが、がんを含むあらゆる病気の予防の観点から、野菜・果物を多くとることは推奨される。」と述べています。

海藻類もがんのリスクを下げる効果がある

野菜や果物以外にも健康に良いとされているのが、ワカメなどの海藻類です。

その中でも海藻のぬめり成分であるフコイダンは、がん細胞に効く三大効果があると考えられている、いま注目されている成分です。

フコイダンの三大効果とは、がん細胞のアポトーシス誘導作用、血管新生抑制作用、免疫力強化作用です。
海藻由来なので100%天然成分、安心して口にできるのも魅力の一つです。

その他にも以下のような効果が報告されているので、積極的に摂取してみましょう。

抗腫瘍・抗がん作用/抗アレルギー作用/肝機能向上作用/抗生活習慣病/抗ウイルス作用/抗ピロリ菌作用/血液凝固阻止作用/美肌作用/育毛作用

>>フコイダンについてもっと詳しく知りたい方はこちらへ。

>>中分子フコイダン療法による臨床報告はこちら
フコイダンラボ.臨床例①:ステージⅣの肺がんの脳転移(58歳⼥性)
フコイダンラボ.臨床例②:ステージⅢCの卵巣がんの腹膜播種(62歳女性)
フコイダンラボ.臨床例③:ステージⅢCの肺がんの遠隔リンパ節転移(69歳男性)
フコイダンラボ.臨床例④:ステージⅠの皮膚がん(95歳女性)

まとめ

食事は1日3回、かならずみんながすることです。
美味しいものを食べる、好きなものを食べることももちろん大切ですが、健康に長生きしたい!という方は、毎日の食事を少し気をつけるだけでがん予防につながりますので、ぜひ試してみてください。

また、がんには、手術や化学療法などさまざまな治療法がありますが、その中でも近年注目されているのが「中分子フコイダン療法」です。

中分子フコイダンを摂取することで、抗がん剤との組み合わせによる相乗効果や、副作用の軽減などが期待できる治療法で、実際の臨床結果でも、確かな可能性を感じさせる症例が数多く存在しています。

中分子フコイダン療法についてもっと知りたいという方には相談・お問合せも承っておりますので、がん治療の選択肢の一つとして、ご検討の一助となれば幸いです。

近年のがん治療には統合医療もおこなわれるようになっています。

なかでも注目を集めているのがフコイダン療法。中分子フコイダンが持つ作用に着目した療法で、がん治療によい効果をもたらすと期待されています。

フコイダン療法は、抗がん剤との併用が可能です。

それだけではなく、抗がん剤と併用することでその効果を高め、副作用の軽減も見込めると言われています。

>>フコイダンとがん治療についてもっと詳しく知りたい方はこちらへ

がん治療における選択肢の1つとしてフコイダン療法があることを念頭に置き、医師と相談したうえでベストな治療方法を考えていきましょう。

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この記事の執筆者
日置クリニック コラム編集部

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