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老化の仕組み

日置院長が6冊目の著書『アンチエイジングの仕組み』を出版しました

アンチエイジングは「モグラたたき」?老化とミトコンドリアの関係について解説

2023年4月25日、(株)扶桑社から日置正人院長の著書『アンチエイジングの仕組み』が発売されました。

いつまでも若々しく健康でありたい。それは誰もが願うことでしょう。
本書では、そんな誰もが抱く欲望に応える“画期的な新理論”が日置院長により提唱されています。なぜ人は老いるのか?なぜ老化は進むのか?「老化の仕組み」という壮大なテーマが、最新理論により紐解かれます。アンチエイジングに興味を抱くすべての人にとって、必読の一冊です。

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アンチエイジングの最上位概念「エイジングスパイラル理論」とは

アンチエイジング医学で、いま、最も注目されている「ミトコンドリア」。
本書では、現役の臨床医ならではの視点から、現在認知されている「老化ミトコンドリア原因説」に新たな視点を加えた「エイジングスパイラル理論」が徹底解説されています。
例えば次のような、一般的に「健康長寿に良い」とされることが、なぜ良いのかを論理的に説明できるでしょうか?
・菜食中心の低炭水化物ダイエット
・16時間ダイエット
・血液循環がいい、体温が高い
・ジョギングやヨガ、太極拳などの有酸素運動
これら全てが、日置院長が提唱するエイジングスパイラル理論で説明することができるのです。まさに、健康長寿を考えるうえでの最上位概念であると言えるでしょう。本書では、この理論に基づく、いますぐ取り入れられる食事法やサプリメント、運動なども紹介されています。

「炭酸パック」のアンチエイジング効果から着想を得た新理論

炭酸ガスの効果は、いまや健康や美容分野で注目され、ブームになっていますが、日置院長が「炭酸パック」を発明した1999年には、その魅力を理解してもらうのが難しい時代で、苦労の連続でした。そこで、「なぜ、炭酸ガスがこんなにもアンチエイジング効果を発揮するのか」を、説得力を持って伝えるため、そのメカニズムの解明が必要とされました。そのために研究を重ね、炭酸ガスと酸素が私たちの体にどのように関わっているのかを解き明かすにいたったのです。そして、そこから着想を得ること20年あまり、老化の仕組みの解明にたどりつきました。そのことが、現在広く認知されている「老化ミトコンドリア原因説」に新たな視点を加えた、独自のエイジング理論構築につながったのです。

臨床での効果をもとにした独自の仮説「エイジングスパイラル理論」

現在ミトコンドリア老化説のなかで最も一般的な「老化ミトコンドリア原因説」では、活性酸素がミトコンドリアのDNAを傷つけ、それが蓄積することでミトコンドリアの機能が低下し、様々な疾患や老化を引き起こすとされています。「エイジングスパイラル理論」は、そこに新たな視点が加わります。ミトコンドリアの減少がエネルギー不足を引き起こし、さらなるミトコンドリアの減少に繋がっていく。この負のスパイラルは、血液の循環不全などによる低酸素や糖質の過剰摂取、栄養不足などによって加速するとされます。本書では、負のスパイラルが形成される仕組みが、日置院長独自の考え方として斬新かつ説得力をもって述べられています。

エイジングスパイラルから脱出するには?

老化の仕組みを解説する理論だけでなく、エイジングスパイラルから脱出するための実践的な方法を、約50ページを費やして食事編と運動編に分けて解説しています。一般的に言われてきた「長寿に良いこと」に触れているのは勿論のこと、この最新理論により日置院長がお勧めする食事法や、サプリメント、運動などに関しても紹介されています。それがなぜ良いのかを理論的に解説されているのが、本書の特徴となります。

・食事編

低糖質を実践するために
野菜を中心に摂取する
長時間空腹の時間を作る
低脂肪食にする
ベストな食事とは?……他

・運動編

有酸素運動が得意なインナーマッスルを鍛える
息切れが長く続く運動は老化への道
鳥に見習う運動法
マグロに見習う運動法
内臓のミトコンドリアを鍛える有酸素運動……他

アンチエイジングのモチベーション維持の一助となれば

アンチエイジングは継続しなければ効果を発揮することは困難です。さらに、理論が首尾一貫していなければ、多くの情報や誘惑に惑わされ、継続はおぼつかないものになってしまいます。すでにカロリー制限をされている方もジョギングをされている方も、これから新たな健康方法を取り入れようとしている方も、ぜひそれを継続するモチベーションを高めることに本書を利用していただきたいと思います。本書を手にした読者の中から、120歳を超える若々しい長寿者が誕生し、エイジングスパイラル理論が証明される日がくることを願っております。

書籍情報

タイトル:アンチエイジングの仕組み
発売:2023/4/25
定価:1,540円(本体1,400円+税)
ページ数:256ページ
購入ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4594094538

著者:医学博士 日置正人
1988年 大阪市立大学大学院医学研究科卒業。1993年 医療法人紘祥会 日置クリニック開設。
皮膚科・内科の現役の臨床医としての仕事に従事するかたわら、アンチエイジングや炭酸美容、脱毛症、ミトコンドリアに至るまで幅広い研究活動を展開。
炭酸美容、育毛剤、呼吸器疾患治療等に関して、世界各国で計30もの特許を取得し、これら発明品を自らで監修して製品化することにも携わっている。
現在、監修製品の数は130以上。「炭酸美容」という概念そのものを世に提唱した炭酸美容研究の第一人者であり、世界で初めて炭酸ガスを化粧品に応用した「炭酸パック」の発明者としても知られる。近年ではがん治療を目的とした「フコイダン療法」に取り組み、大いなる可能性を見出し研究を進めている。著書は「ミトコンドリア不老術」や「炭酸美肌術」、他多数。

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この記事の執筆者
日置クリニック コラム編集部

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