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症例集

臨床例②:ステージⅢCの卵巣がんの腹膜播種(62歳女性)

卵巣がん、腹膜播種、腹部リンパ節転移が消失した症例を紹介します。卵巣がんは”沈黙のがん”とも呼ばれ、早期発見が難しく死亡率も高いとされております。今回の患者さんも卵巣がんの発見が遅れたために癌の進行自体は速かったのですが、抗がん剤や中分子フコイダンの摂取を通じて、幸いにも完全奏功に至った大変貴重な症例となります。

症例

2018年3月、卵巣がん+腹膜播種+腹部リンパ節転移と診断されて手術するも、腹膜播種+腹部リンパ節転移を残存した非根治手術となった。術後は、パクリタキセル、カルボプラチンなどの抗がん剤の投与を半年間継続、その後の半年間は症状が落ち着いて抗がん剤治療を休止するという一連のサイクルを約3年間繰り返していた。
2020年12月より、2度目となるアバスチン、ドキシルの抗がん剤の点滴投与を月に1回の頻度で継続している中において、2021年3月より、抗がん剤投与と同時に中分子フコイダンドリンク(1本50mL)を1日3本ずつのペースで摂取を開始した。中分子フコイダンドリンクを2か月半摂取し続けた結果、腫瘍マーカーCA125は67から28へと正常値になり、CT検査による腹部リンパ節転移も消失に至った。3年間の治療において、今回初めて完全奏功できたものと考えられる。

治療方法

抗がん剤としてアバスチン(一般的名称:ベバシズマブ)、ドキシル(一般的名称:ドキソルビシン塩酸塩 リポソーム注射剤)を月に1回点滴投与するとともに、3か月後(3回目)の点滴投与より、中分⼦フコイダンドリンク(1本50mL)を1日3本ずつのペースで摂取を開始した。

担当医の見解

今回の患者さんは、2021年3月頃に初めて日置クリニックに来院されました。
これまで33回におよぶ抗がん剤の投与中には、必ず倦怠感やインフルエンザに罹患しているかのようなダルさがあらわれたとのことでしたが、中分子フコイダン摂取に伴い倦怠感がほとんど無くなったことに何より驚いていらっしゃいました。速やかに効果実感が得られたことが、中分子フコイダンを継続するモチベーションになったものと考えます。また、これまでの約3年間もの治療中には、CTなどの画像診断においてリンパ節などの腫瘤病変が消失したことはただの一度もなく、1度目のアバスチン、ドキシルの同じ抗がん剤の治療時でも消失することはなかったことからも、中分子フコイダンの併用摂取が奏功に大きく寄与したものと推察しております。
最後に、嬉しいお手紙を頂戴しておりますので紹介させていただきます。

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日置医院長

この記事の監修者
日置クリニック 院長
日置 正人 医学博士

【経歴】
昭和56年3月 
大阪市立大学医学部卒業
昭和63年3月 
大阪市立大学大学院医学研究科卒業
平成5年4月 
医療法人紘祥会 日置医院開設

【書籍】
ミトコンドリア不老術
(幻冬舎)
炭酸美肌術(幻冬舎 )
ほか多数執筆

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